英語学習というと、単語帳や文法書をひたすら読むイメージが強いかもしれません。しかし、実際に英語力をアップさせるには、“アウトプットを増やすこと”が重要です。そこでおすすめしたいのが「英語日記」。簡単そうでいて、続けると大きな効果を実感できます。

英語日記のメリット
ライティング力の強化
日々の出来事を英文で書き起こすことで、自然と語彙や文法を意識するようになります。辞書を引いたり、表現を調べたりする過程で、ライティングに不可欠な語彙やフレーズが身につくでしょう。
スピーキングにも役立つ
英語日記を書くときに使う表現は、実生活の中で自分が伝えたい内容に近いものが多いはず。つまり、そのまま会話に応用できるため、スピーキングの場面でも口から出やすくなります。
自分だけのオリジナルフレーズ集になる
書き溜めた英語日記は、振り返ると自分専用の学習素材になります。過去の日記を読み返して表現や文法のミスをチェックしたり、新しい言い回しを追加したりすることで、毎日の積み重ねが知識の宝庫に。
継続しやすくするコツ
1文でもOKとハードルを下げる
日記と聞くと「たくさん書かないと」と構えてしまいがちですが、最初は1文や2文で十分です。気負わずに始めることが肝心。
モバイル端末で書く
ノートに書くよりも、スマホのメモ帳や日記アプリを使えば、通勤・通学時など思いついたときにサッと入力できます。
AIや添削アプリを活用
書いた文章をAIにチェックしてもらうことで、文法ミスや自然な言い回しを学べます。無料・有料の添削サービスを使えば効率的に改善できます。
日記ネタに困らないためのアイデア
“出来事+感想” をセットにする
例:「Today I worked from home, and it was more relaxing than being in the office.」
毎日のルーティンを英語で記述
朝起きてから寝るまでを振り返るだけでも、定番フレーズが増えます。
週末や特別なイベントに焦点を当てる
旅行、趣味、外食など、書きたい内容が明確になるとモチベーションが維持しやすいです。
英語日記を続ける最大のポイントは、継続を楽しむ工夫です。1日数行でも自分の思いや経験を英語で表現することで、ライティングとスピーキングの両面で力が伸びていきます。振り返ったときに成長を実感しやすいのもメリット。ぜひ今日から「英語日記」を試してみて、日々のアウトプットがどれだけ英語力にプラスになるか体感してみてください。